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徒然日記

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ボリショイバレエ ライモンダ

ボリショイバレエの「ライモンダ」は、中世の絵巻から抜け出したような美しさに力強さが加わりスぺクタルな公演だった。1幕の夢の場面では幻想的に、2幕ではソリストの華麗な共演、3幕はハンガリー舞踊の豪華な宴と夢の様な3時間。
マリーヤ・アレクサンドロワは、ライモンダ姫を優雅に美しく踊っていて素晴らしかった。技術的にも安定していて、彼女が舞台全体をグイグイと引っぱていると感じた。流石ボリショイのプリマだわ♪と惚れ惚れ。ジャンのルスラン・スクヴォルツォフは、やさしい顔立ちのせいか騎士というよりは王子様に見えてしまう。アブデラフマンに勝てたのが不思議に思えるぐらい。1幕でリフトが上がらなかったのが残念だったけど後は良かった。特に高い飛躍が美しかったです。この日のためにだけ来日にしてくれたミハイル・ロブーヒン、とても気持ちの入った熱演だった。ライモンダの友達は、エカテリーナ・シプーリナとアンナ・ニクーリナという豪華キャスティング。脇を固めるダンサーが良いと舞台全体が引き締まるなと思った。それから、ハンガリーの踊りのアンナ・レベツカヤが踊りも表情も活々としていて輝いていた。
吟遊詩人のウラディスラフ・ラントラートフ、デニス・ロドギン評判通りかっこ良かった。ジャンと3人でマントを翻し踊る場面は食い入るように見ちゃいました。そして、コールド皆さんもスタイルが良くて美男美女揃い。舞台が狭そうで踊りにくそうでしたね。
最後に、伯爵夫人のエカテリーナ・バリキナの立ち姿が美しかったのでお見逃しなく。
by yunyu-a | 2012-02-08 06:28 | ballet | Trackback | Comments(0)

くま好きによる動物園で撮影した写真と、日々の出来事、バレエのお話を綴ります


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